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コラム

七五三

参道の真ん中は「正中」|神さまの通り道とされる理由と、鳥居から手水舎までの歩き方

神社の参道では、道の中央を避けて歩く作法をされる方がいらっしゃると、神社本庁は紹介しています。なぜ中央を避けるのか、どう歩けばよいのかは、七五三やお宮参りで神社へ行く前に知っておきたいことのひとつです。ここでは、神社本庁の「参道について」「境内について」「鳥居について」などのページをもとに、参道の歩き方の考え方と、参道のまわりで目にするものを整理します。各ページの内容は、2026年10月12日に確かめました。

参道とは、どんな道のことか

参道は、境内の鳥居から社殿まで続く道を指します。参拝では、鳥居をくぐってこの参道を歩き、社殿へ向かってお参りします。鳥居は神社の内側と外側を分ける境に立てられていて、鳥居の内側は神域とされ、神さまがお鎮まりになる場所として大切にされると説明されています。つまり参道は、神域の入り口から社殿までをつなぐ、お参りの道すじにあたります。

「正中」とは、参道の中央のこと

参道の中央を避けて歩くのは、そこを「神さまが通る道」、つまり正中(せいちゅう)として捉えるためです。中央を避ける作法は、神職が祭祀のときに用いる正中作法にならった、敬意を示す歩き方として知られているそうです。境内について説明するページでも、参道の中央を神さまが通る道、つまり正中と捉える神社があり、中央を避けて歩く作法をされる方もいらっしゃると書かれています。

参道の中央を横切るときは

参道の中央を横切る必要がある場合もあります。そのときは、軽く頭を下げて通ったり、中央でいったん神前のほうを向いて1礼してから横切ったりする、という敬意の表し方もあると紹介されています。つまり、中央を通ってはいけないという話ではなく、通るときの気持ちの表し方に幅があるということです。

厳格なきまりではありません

神社本庁は、参道の歩き方に厳格なきまりはなく、神さまへ敬意を表す方法として役立ててほしいとしています。ただし、作法にこだわりすぎて、神社ごとのルールから外れたり、ほかの参詣者とぶつかったりしないよう注意してほしい、とも述べています。七五三やお宮参りなど、人が多い日には、とくに周りの方への配慮を忘れないようにしたいところです。小さなお子さんと歩くときは、手をつないで、人の流れを妨げない端のほうを歩くと安心です。

鳥居をくぐるとき

神社本庁によると、鳥居をくぐる前に、目上の方のお宅を訪ねるときのような気持ちで1礼すると、丁寧なくぐり方になるとされています。境内を出るときには、社殿のほうへ向き直って1礼するとよい、と説明されています。神社本庁は、鳥居について、神社の神聖さを表す建造物ともいえる、と述べています。山など自然物を御神体や依代としてお祀りしていて、特定の本殿を持たない神社の中には、その前に鳥居を立て、神さまの存在を示すものとして重視しているところもあるそうです。

鳥居の形にもいろいろあります

鳥居の起源には、天照大御神が天の岩屋にお隠れになったとき、八百万の神々が鶏を鳴かせ、その鶏が止まった木が鳥居の起源だとする説や、外国から伝わったとする説などがあると、神社本庁は紹介しています。鳥居は、材質や構造もさまざまで、神社によって形が違い、60数種類の形があるとする説もあります。代表的なものとして、上部の横柱がまっすぐな神明鳥居と、その横柱の両端が上に反った明神鳥居があります。このほか、明神鳥居の横柱の上に合掌形の破風がついた山王鳥居や、朱塗りの稲荷鳥居などもあると書かれています。

参拝のときに、どの形の鳥居かを探してみるのも、境内を歩く楽しみのひとつになりそうです。

参道の途中で目にする手水舎と狛犬

神社本庁は、手水舎を、お参りの前や神事に参列するときに手と口を清める場所と説明しています。参道の入り口の近くに置かれていることが多く、参拝の前に、身も心も清らかな状態になるよう清めると紹介されています。手水は、『古事記』に記された伊邪那岐命の禊祓を簡略にしたものだといわれています。「禊」のページでは、手水は禊に由来するといわれており、特別な事情がなければ、なるべく省かないよう呼びかけています。

狛犬は、神社の参道から拝殿のあたりまでよく見かける像で、邪気を祓い、神前を守る意味をもつとされています。犬という名でも、獅子と獅子形の想像上の像で、その起源はエジプトやインドにあるといわれている、と神社本庁は説明しています。狛犬の代わりに狐や牛が置かれている神社もあり、稲荷神社では狐、天満宮では牛が見られるとされます。狛犬の表情は神社や地域によって実に多様なので、見比べて歩くのもよいと紹介されています。

参道を歩く前後の過ごし方

お参りの前に、手水舎で手と口を清める時間も見込んで、少し余裕をもって神社に着くようにしたいものです。小さなお子さんは、長い参道で疲れることもあるため、休めるタイミングを考えておくと安心です。

参道の先、拝殿の前で

神社本庁によると、多くの神社では、拝殿の中央に大きな鈴が吊られています。位置は賽銭箱のちょうど真上あたりで、銅や真鍮でできているそうです。この鈴は「本坪鈴」ともいい、参拝者は、垂らされた麻縄や紅白・五色の布を振って鳴らしながらお参りします。鈴の清々しい音色は、お参りする人を敬虔な気持ちにさせるとともに、その人を祓い清めるものと考えられている、と説明されています。お賽銭について、神社本庁は、金銭でお供えすることが一般的になったのは、そう古いことではないと述べています。

御神前には、もともと海や山の幸が供えられていて、なかでもお米は特別な供え物とされていたそうです。お賽銭として正式に決められた額はなく、大切なのは額や語呂ではなく、神さまへの気持ちを込めて供えることだと説明されています。箱に入れるときは、丁重な動作を心がけるとよい、という案内もあります。

まとめ

参道の中央は、神さまが通る道とされる「正中」であり、それを避けて歩く作法は、神職の正中作法にならった敬意の表し方として知られています。歩き方に厳格なきまりはないので、各神社のルールや、ほかの参詣者への配慮を大切にしながら、敬意の表し方の参考にするとよいでしょう。

スタジオ華写のご案内

スタジオ華写は、「七五三・お宮参り・家族フォトの写真館」と名乗っています。店は、高崎店と大宮店の2つです。七五三のページには、お詣りの日と撮影の日を分ける方法も案内されています。定休日は火曜日と第2・4水曜日です。スタジオには待合室があり、おもちゃや絵本が用意されていると案内しています。撮影は、本館・別邸・ガーデンのスペースでできると案内しています。

ご予約の方法は、公式サイトの来店予約のページでご確認ください。同じページでは、撮影のご予約はお電話で受け付け、来店予約のフォームからは受け付けていないと案内されています。

参考にした資料

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