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コラム

七五三

五節供とは?人日・上巳・端午・七夕・重陽の意味と日にち

ひなまつりや端午の節句は知っていても、五節供という言葉は聞き慣れない方も多いかもしれません。ここでは、神社本庁の公式サイトの説明を軸に、国立国会図書館のNDLイメージバンクの解説を重ねて、五節供それぞれの日にちと意味、江戸時代の祝い方を整理します。各ページの内容は、2026年10月12日に確かめました。

節供とは

神社本庁は、節供とは年間の節目にあたる日のことで、現在は「節句」とも書くと説明しています。たとえば3月3日は桃の節供で、ひな人形を飾るご家庭も多いと紹介しています。もともと節供は、宮中で、1年の節目の日に天皇へ供された食事のことで、のちにその晴れの食事を供する日を節供と呼ぶようになったと述べています。そのなかでも、奇数が重なる縁起のよい5つの節供が、特に重要視されています。

五節供の日にちと一覧

神社本庁のページが挙げる5つの節供は、次のとおりです。

  • 人日(じんじつ)の節供は1月7日で、七草の祝いです。
  • 上巳(じょうし)の節供は3月3日で、ひなまつりです。
  • 端午(たんご)の節供は5月5日で、子供の日です。
  • 七夕(しちせき)の節供は7月7日で、七夕まつりです。
  • 重陽(ちょうよう)の節供は9月9日で、菊まつりです。

どの日も、月と日がともに奇数になっています。

人日の節供(1月7日):七草の祝い

神社本庁によると、人日の節供という呼び名は、古い中国で正月7日に人を占っていたことに由来します。七草粥には、冬を越して芽吹く若葉の力強さにあやかりたい、という思いがこめられています。

上巳の節供(3月3日):ひなまつり

神社本庁は、上巳とは3月初めの巳の日のことで、もともとは、人の形に切り抜いた紙の「ひとがた」で体をなで、けがれを落として海や川に流す祓の行事だったと説明しています。その「ひとがた」がしだいに豪華になり、現在のひな人形になったということです。NDLイメージバンクは、上巳の節句は江戸時代の五節句の一つで、桃の節句、雛祭りとも呼ばれたと解説しています。江戸幕府の公式行事でもあり、女の子のいる家庭は雛人形を飾って、菱餅や霰、白酒を供え、娘の成長と幸せを願ったそうです。

端午の節供(5月5日):子供の日

神社本庁によると、端午は、もとは月の初めの午の日のことでしたが、のちに5月5日が端午の節供と呼ばれるようになりました。菖蒲を魔よけに供え、「尚武(しょうぶ)」と音が同じことから武者人形を飾るようになり、しだいに男の子の節供として広がっていったと説明されています。NDLイメージバンクは、江戸時代の端午の節句では、槍や五月人形を飾って男の子の成長を祝ったと解説しています。五月人形は、鎧や兜を身につけた武者の姿をした人形です。江戸時代中期以降は、空を泳ぐ鯉のぼりも登場した、とも書かれています。

七夕の節供(7月7日):七夕まつり

神社本庁は、七夕はもともと、御霊の衣服を織って棚に供え、けがれを祓う行事だったと説明しています。そこへ中国から、星祭や、手芸・裁縫の上達を願う祭りの風習が伝わり、いまのように笹竹に願い事を書いた短冊を結んで祈る行事に変わっていきました。NDLイメージバンクは、七夕を、中国の星伝説(牽牛・織女)と、日本在来の棚機女の信仰が結びついてできたと考えられている祭りだと解説しています。七夕の日は盆はじめにあたります。先祖の霊をお盆に迎える行事でもあった、と書かれています。

重陽の節供(9月9日):菊まつり

神社本庁は、縁起のよい奇数(陽数)の最大値である9が重なることから、重陽とよばれると説明しています。宮中では古く、菊の花びらを浮かべた酒を飲む宴が開かれていました。民間では、前の晩に菊へ綿をかぶせておき、9日の朝にその露を含んだ綿で体をぬぐって、長寿を願う習わしがあったと説明されています。この時期には、いまも各地で菊まつりが開かれていると紹介されています。

NDLイメージバンクによると、中国では重陽の日に菊を飾り、香りを移した菊酒を酌み交わして長寿を願いました。その風習は日本にも伝わり、江戸時代には、幕府でも重陽を盛大に祝ったそうです。庶民の間では、菊の花の出来ばえを競ったり、菊人形を作ったりしたそうです。

上巳・端午・七夕・重陽の月の和風の呼び名

国立国会図書館の電子展示会「日本の暦」によると、旧暦の月には、和風月名という和風の呼び名が使われていました。和風月名は、旧暦の季節や行事に沿ったもので、いまの季節感とはずれがあるそうです。由来には諸説あり、同じページは代表的なものを紹介しています。

  • 3月は弥生で、草木が生い茂る月という意味の言葉とされています。
  • 5月は皐月で、早苗を植える月とされています。
  • 7月は文月で、稲の穂が実る月に由来するとされています。
  • 9月は長月で、夜が長くなる月の意味の「夜長月」とされています。

神社本庁が呼びかける節供の過ごし方

神社本庁は、節供の日にはお祝いの料理を神棚にお供えし、そのお下がりを家族みんなでいただきましょう、と呼びかけています。こうした過ごし方を、人生や季節の節目を大切にしてきた日本人の暮らしぶりと位置づけています。

節供の準備と、記念写真を考えるとき

節供は日にちが決まっているので、飾りつけや料理の準備は、その日から逆算して進めると余裕が持てます。ひな人形や武者人形を飾る時期は、ご家庭の習わしや地域によって違うので、家族で相談して決めましょう。スタジオ華写の撮影メニューには、「ひなまつり・兜」と「お宮参り・初節句・百日祝い」があります。赤ちゃんの初めての節句を、記念写真に残したいというご家族も多いかもしれません。

記念写真の流れは、予約、撮影当日、写真選び、アルバムの完成の順です。アルバムができるまでに約45日かかると案内しているので、節句の日にあわせて写真を飾りたいときは、日程に余裕を持って予約の方法を確かめましょう。

まとめ

五節供は、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽の5つです。由来を知ると、飾りや料理にこめられた意味が分かり、写真に残すときの気持ちも整理しやすくなります。

スタジオ華写のご案内

店舗は、群馬県高崎市の高崎店と、埼玉県さいたま市見沼区の大宮店です。公式Instagramでは、最新の写真を見ることができると案内しています。営業時間は10時から18時で、定休日は火曜日と第2・4水曜日です。ご予約の方法は、公式サイトの来店予約のページでご確認ください。同じページでは、撮影のご予約はお電話で受け付け、来店予約のフォームからは受け付けていないと案内されています。

参考にした資料

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